ラグビー

好きな人には申し訳ないんだけど、思ったことを。

 

世間様はラグビーで大盛り上がりだった。日本中がラグビーのにわかファンであふれかえった。それまではろくにルールも知らなかったのだから私もその中の一人なんだけど。日本代表、先日の南アフリカ戦で負けちゃって残念。ただ日本が勝った予選プールの4試合はどれも緊迫した試合で、私も観てそれなりに盛り上がったんだけど、他の試合見てると全体的に大差のつく試合が多くて正直やっぱ競技そのものとしては魅力に欠けると思うんだよね。

この間の南アフリカ戦だって、みんな最後まで観てた？私は相手の3トライ目が決まった時点でチャンネル替えた。だってラグビーって競技で3トライ差（17～20点差）はもう絶対に逆転できない差だもんね。実際今大会で3トライ差をひっくり返した試合って1試合もないんじゃないだろうか。

 

サッカーなら1～2点差なら残り15分で逆転することが十分あり得るし、3点差でも追いつく可能性はある。そのために超攻撃的にシステムや戦い方を変更することもできる。アメフトなら劣勢でもディフェンスのビッグプレーからタッチダウンを奪うこともある。野球ならワンチャンスから大量得点ということもある。

その点ラグビーは攻撃方法のヴァリエーションも限られ、攻撃的なフォーメーションなどという考え方もない（ように思う）。人数が多くてスペースがないからディフェンスがインターセプトしてもそのままトライなんてこともほとんどない。

 

チーム一丸となってみたいなメンタリズムが日本人好みだとは言えるけど…オリンピックでやるセブンス（七人制ラグビー）の方がスペースがある分ひとつのミスが即失点につながる可能性が高くなるので絶対面白いと思うな。