入院中に観た映画など

入院...えーっと何日目?
今日はこれまで入院中に見たNetflixの映画/ドラマを紹介。

アン・ハサウェイ主演の映画「シンクロナイズド・モンスター」。失業して飲んだくれになって彼氏に追い出されてしまったダメ女グロリア。故郷の街に戻って同級生の男が経営するバーで働き始めるが、ある日韓国に怪獣が出現。唖然としてTVのニュースやライブ動画を見るうちグロリアは怪獣が自分と同じ動きをしていることに気づく。
まあアホらしい話で、結局はダメ女とダメ男のどうしようもない話にすぎず、怪獣あんまり関係ないやん!という感じ。てかこんなんで怪獣に暴れられるソウルの皆さんお気の毒。よくこんな映画作るなと別な意味で感心しちゃう。

「エノーラ・ホームズの事件簿」コロナで劇場公開を見送ってNetflixで公開となった映画。あのシャーロック・ホームズの妹エノーラが主人公のミステリ。なんだけどミステリ成分はほんのちょっぴり。アイディアはいいし脇を固めるキャストもヘレナ・ボナム・カーターをはじめ豪華だし映像もきれいなんだけど、肝心の話がミステリとしても青春映画としてもイマイチ。エノーラ役の子が時々私の大嫌いな百田夏菜子に見えちゃうのも減点材料(笑)。後カメラに向かって話しかける演出もなんか違和感大。ちなみに原作は6作もあるシリーズもので、翻訳も出てるけどラノベ扱いなのか最悪な装丁。普通に出せば買う人いるだろうに。

ショーン・ビーン主演のドラマフランケンシュタイン・クロニクル」。19世紀、ロンドン。七人の子供の体をつぎはぎにした死体が見つかり、捜査に乗り出したマーロット警部だったが、法改正を狙う外科医たちと反対派の思惑が入り混じる中捜査は混乱する。「フランケンシュタイン」の作者メアリー・シェリーも重要な役回りで登場、真実に迫ったマーロットは巨大な敵の圧力で逆に追い詰められていく...
これは面白い。陰惨な話だけどついつい引きこまれてあっという間に第1シーズン6話見ちゃった。第1シーズンしかダウンロードしてこなかったので早く第2シーズン見たい。

韓国のSF映画「スペース・スウィーパーズ」。地球の汚染が進んだ2092年。スペースデブリの処理を生業にしているテホたち「勝利号」の面々は借金が絶えない。ある日捕獲したデブリの宇宙船から少女を救出するが、その少女がテロ組織のアンドロイド爆弾「ドロシー」だと気づく。テホたちはドロシーをテロ組織に売りつけて儲けようと考えるが実はこの裏には巨大な陰謀があった...という感じの非常にシンプルでわかりやすい脚本も、ハリウッド顔負けのVFX映像も非常によくできている。日本ならこの脚本はアニメーションで終わってしまう。というか数年前ならこの内容で実写化はハリウッドでしかあり得なかったと思う。韓国映画すごい。登場人物も皆キャラが立っていて良い。韓国語だけでなく英語、スペイン語が飛び交うのもリアル。主演の彼がキムタクに見えちゃうのが減点だけど(笑)