ローダンNEO 第11巻、第12巻

ローダンNEO第11巻「フェロル攻防戦」、第12巻「海底ドーム」。

ヴェガの惑星フェロルを攻撃するトプシダーに撃墜されたローダンたちはフェロルに不時着、トーラは行方不明、何とか脱出したローダンたちはタコたちのグループと別れ別れになってしまう。地球では金星で攻撃を受けながらも生きていたアルコン人クイニウ・ソプトールと合流したリコが海底にあると思われるアルコン人の拠点を探す。一方ファンタン星人に拉致されたブルたちは宇宙に連れ出されてしまう。

同時に三つのエピソードが並行して進むのはかなりせわしない。第12巻ではローダンたちが全く登場しないし、どれかのエピソードに気を惹かれていると読むのが辛くなるのではないだろうか。

ところで第12巻では日本人キャラタコ・カクタの名前の由来が語られる。彼はフクシマ出身で、その名の由来は海洋生物「蛸」だとはっきり書かれている。これには失笑。子供の名前に「タコ」なんてつける日本人がいるわけないじゃん、とツッコミたくなる。これまでは「タコ」はなにか別の名前(例えば「タクヤ」など)を外国人的に呼んだ愛称なのだろうと思ってきたのだが完全にその線は消されてしまった(笑)。

いやでも面白いことには間違いない。次の買ってこなきゃ。